初夏の訪れとともに、横浜の街を美しく彩る「あじさい祭り」が、今年も開催されています。
街角や公園、海辺や洋館が並ぶ異国情緒漂うスポットなど、横浜ならではの多彩なロケーションで咲き誇るあじさいたち。
その幻想的な風景は、カメラを手に訪れる人々を魅了し続けています。
関東でも有数のフォトジェニックな街・横浜。
この時期だけの特別な風景を楽しむなら、ぜひ「あじさい祭り」へ。
今回は、2025年の見どころを余すところなくご紹介します。
混雑を避けたい方に嬉しい穴場情報もあわせてお届けします。
横浜各地で楽しめる「あじさい祭り」とは?

「あじさい祭り」は、横浜市内の各スポットで6月上旬から下旬にかけて開催される季節のイベントです。
主な開催地は、八景島シーパラダイス、山手イタリア山庭園、三溪園、元町公園、そして港の見える丘公園など、多彩なロケーションが揃っています。
横浜では、歴史的建造物と自然が調和した風景が特徴的。
明治・大正の面影が残る山手地区や、四季折々の草花が楽しめる日本庭園など、それぞれの場所で異なる表情のあじさいが咲き誇ります。
2025年は例年よりも気温が高めで、開花がやや早まっています。
例年通り6月中旬ごろがピークと予想されていますが、早めの訪問もおすすめです。
見逃せない!横浜のおすすめあじさいスポット5選

① 八景島シーパラダイス|約2万株のあじさいに囲まれる海辺の楽園
海と花の共演が楽しめる八景島シーパラダイスでは、約2万株ものあじさいが園内各所に咲き誇ります。
ブルー、ピンク、パープルと、色とりどりの花々が訪れる人の目を楽しませてくれます。
特に「あじさいの小径」は、幻想的な風景が広がる人気の撮影スポット。
日没後にはライトアップも行われ、昼間とはまた違ったロマンチックな雰囲気に包まれます。
2025年のライトアップ期間は6月8日〜23日(予定)。
最新情報は公式サイトの八景島シーパラダイス公式ページをチェック!
② 山手イタリア山庭園|洋館とあじさいのコントラストが美しい
山手イタリア山庭園は、明治時代の洋館が立ち並ぶエリアにあり、異国情緒あふれる雰囲気が魅力です。
その洋風建築と日本のあじさいのコラボレーションは、横浜ならではの光景です。
周辺には雰囲気のよいカフェも点在しており、散策の途中でひと休みするのにぴったり。
特に「ブラフベーカリー」や「エリスマン邸カフェ」は、地元でも人気のスポットです。
③ 三溪園|日本庭園の風情とともに味わうあじさいの美
国の名勝にも指定されている三溪園では、静かな庭園の中にあじさいが優しく咲いています。
池や古建築を背景に見るあじさいは、まるで絵画のよう。
しっとりとした雰囲気は、和の情緒を大切にしたい方におすすめ。
雨の日でも絵になる風景が広がり、訪れるたびに心が洗われるような感覚を味わえます。
④ 元町公園エリア|ペット連れにも人気の静かな名所
元町公園周辺は、あじさいを静かに楽しめる穴場スポットです。
観光客が比較的少なく、落ち着いて撮影したい方や、ペットと散歩しながら季節を感じたい方に最適です。
近隣には、ペット同伴可能なカフェやベーカリーも多く、愛犬とのお出かけにもぴったりなエリアとなっています。
⑤ 港の見える丘公園|展望台からの絶景とあじさいを堪能
横浜ベイブリッジを望む港の見える丘公園は、早朝の訪問がおすすめです。
朝日に照らされたあじさいと海のコントラストは、一日の始まりにふさわしい爽やかさがあります。
撮影スポットも多く、特にローズガーデンとの組み合わせは必見です。
人が少ない時間帯を狙えば、幻想的な写真をじっくり撮ることができます。
なお、最新の開花状況は横浜観光情報サイトのこちらからチェックできます。
雨の日でも楽しめる!あじさい観賞+αの楽しみ方

あじさいは雨に濡れることで、より一層美しさを増す花です。
雨天でも楽しめるのが、このイベントの魅力です。
濡れるのが気になる方は、併設の室内カフェや展望施設を活用してみましょう。
三溪園内の茶屋、元町エリアのレトロカフェなどは、雨の景色を眺めながらゆっくり過ごせる穴場です。
また、撮影マナーを守ることも大切です。
三脚の使用制限や通路での長時間滞在は控え、他の来場者と気持ちよく過ごせるよう心がけましょう。
アクセスに関しては、週末は周辺道路が混雑するため、公共交通機関の利用がベター。
車の場合は平日・早朝の訪問をおすすめします。
まとめ|2025年の初夏は横浜であじさいを満喫しよう
横浜の「あじさい祭り」は、初夏の風景を存分に味わえる素敵なイベントです。
1日で複数のスポットを巡るプランもよし、お気に入りのエリアに絞ってのんびり楽しむのもおすすめ。
この記事を参考に、2025年の初夏を、美しい写真と癒しのひとときで彩ってみてはいかがでしょうか?
きっと心に残る思い出ができるはずです。